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「”キッチンで暮らす”施工事例コンテスト」金賞受賞


キッチンを中心とした暮らし
 
   
芸子さんたちが集う「検番」という稽古場だった大空間。
​元々あったものを存分に活かし、キッチンの周りに人が集まる空間へと生まれ変わりました。


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


金賞受賞「”キッチンで暮らす”施工事例コンテスト」

デザイン:建築・デザイン事務所PUDDLE 加藤匡毅さん
施  工:一級建築士事務所 袖長建設有限会社


◆「”キッチンで暮らす”施工事例コンテスト」
快適な暮らしづくりに取り組んできたリクシルが、「コンパクトな空間を活用したキッチン」「快適・便利な生活動線となるキッチン」「キッチンが暮らしの中心」「家族で料理できる空間」など"新しいキッチンのありかた"をテーマに作られたたくさんの空間写真の中から、Houzzユーザーの投票と審査員による審査を行い、入賞作品を決定するコンテスト。

審査委員長 原研哉さん(日本デザインセンター代表。グラフィックデザイナー)
審査委員  柴田文江さん(Design Studio S 代表。プロダクトデザイナー) 
      谷尻誠さん(SUPPOSE DESIGN OFFICE Co., Ltd.代表取締役。建築家)

金賞 PUDDLE inc
【 講 評 】
審査委員 谷尻誠さん
最近「センスがいい」ということが大切だと思っています。センスは形がないものでわかりにくいのですが、これからの時代はセンスが必要になってくると思っていますし、「センスがいい」とはどういうことか興味があります。そんななかで、ぱっとみたときに、「この作品はとてもセンスがいいな」と思いました。そのよさは何なのだろうかと読み解いていくと、色味だとか物の従え方に目が留まります。「センスのよさ」にはいろいろなものを隠してきれいにつくっていくという「削ぎ落とす洗練の美しさ」と、「モノがそこにある洗練の美しさ」があると思います。今まで、後者はあまり表立って注目されませんでしたが、今はそういうことが大事な気がします。そして、この作品は、それがきちんと成り立っていると思いました。


審査委員 柴田文江さん
最初に、質感に惹かれました。ワイルドな質感の梁に対して、キッチンはグレーで静かな質感。そのコントラストがとても面白いし、グレーの無機質な部分にカラフルなモノがならんでいて、とてもセンスがいいと思いました。たとえば、洋服にしても雑貨にしても、トーンを揃えてコーディネートするのは意外と簡単なのですが、まったく違うものを混在させて素敵に見せるというのはなかなか難しいこと。このキッチンは、いろいろな要素が入っているのに、全体をとても上手に整えています。とてもいい「抜け」のある空間に、キッチンがさりげなく、でも象徴的に存在していて、暮らす人がキッチンでの時間をとてもおおらかに楽しいでいる感じが伝わってきました。


審査委員長 原研哉さん
キッチンは今や、料理を作る作業場として家の隅のほうにおかれるのではなくて、生活の真ん中に出てきて、料理することも食事をすることも楽しい場になりつつあります。料理をすることを生活の中心におくことが面白い、そういう時代になってきています。そういう意味で、この作品はそれを非常にこなれた感じで実現しています。ありがちな、キッチンというソリッドなプロダクトがいきなり置かれてしまっているという印象がなく、キッチンが生活と融合している感じが伝わってきます。建築家の設計だけでなく、ここに暮らしている人の生活意欲も伝わってきて、インテリアもふくめてすべて、自分たちで考えて配置していると感じました。食器が露出していたり、椅子が1つずつちがっていたり、衣服を見せて収納していたりと、暮らす人の住宅リテラシーの高さが自然に感じられますし、それでいて嫌味がまったくありません。心から「感じのいい空間」だと思います。

 

 

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